2018年10月12日

抜き差しならぬ。。。

今回購入した、CM373 ベネリM3 Tac.ロング。
カタログ上は「M3ライオットガン」とも呼ばれています。

その外観上の大きな特徴である、テレスコピックストックですが、
前回チェックしたように、ロック自体の耐久性はありそうです。
が!「スッポ抜ける」という別の問題が。

インターネッツの海を泳いだところ、先駆者が構造や対策をとっていたので、
さっそくパクリ参考にして加工を施しました。

まずは構造的なオハナシ。
ストックとロッドの構造としては、ストック側に抜け止めピンがあり、
抜き差しならぬ。。。
ロッド側にピンを受け止める造作が無いため、抜けてしまうとのこと。
そこで、ロッド側にストックのピンを受ける加工を施す必要があります。

お約束ですが、たとえ海外製とはいえ、ユーザーが分解・加工をすることを
メーカーやショップは想定していません。
以下の加工を行い、成否を問わず、当方はいかなる責任も取りません。

(コメントでの経由であればベストエフォートで相談・助言はできるかも。)
少なくとも上記の構造的なオハナシや以下にあげる、工具や加工を読んで、
作業イメージが浮かばない場合は読むだけにしておいてくださいね。

さて。
用意した工具はドライバー、M5のタップ、下穴用のドリルビット、ハンドドリル。
M5のイモネジ、適切なサイズの六角レンチ、ネジロック剤です。

ストックを抜き、ロッドの後端から5ミリくらいの位置にタップを切ります。
位置の目安は、ロッドの後端と最後部のロックの窪みの中間点あたりです。
抜き差しならぬ。。。

タップを切ったら、イモネジを入れます。この時はロッドの表面と「ツライチ」になるまで締めます。
イモネジがストックのピンに当たるように位置を調整しますが、
ストックのピンを抜くか、ショルダーパッド周辺をバラすか、
いずれかの方法があり、今回は後者で調整しました。

ショルダーパッドのラバーパッドはハマっているだけなので、
そこを外し、上下のビスを抜くと、ショルダーパッド周辺がバラせます。

ロッドにストックを通し、フレームに寄せると、ロッドの後端が現れます。
イモネジを緩め、ストックの前後には干渉せず、固定ピンだけ止まるようにします。
位置が決まったらイモネジにネジロック剤を塗り、ショルダーパッドを元通り直せば完成です。

抜き差しならぬ。。。
写真ではわかりやすいように結構飛び出していますが、実際には1~2ミリ程度でOKです。

イモネジのサイズを5ミリにしたのはロッド周辺を眺めていて、
バランスと用意できるタップのサイズで決めました。
ピンが固定できればコトは足りるので、この方法にこだわる必要はもちろんありません。

次回は悪名(?)高き、工具の届き難い、あのネジに挑みます。

ほな。





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Posted by 青山の巨人  at 00:05 │Comments(0)カスタムCYMA_M3

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